一位一刀彫かんざしプロジェクトについて
About Ichii-itto Carving KANZASHI Project高山市は、飛騨地域の政治・経済の中心地として栄え、良質の木材資源に恵まれていたことから木材加工技術に優れた人々が、時の政権によって都に徴用され、奈良や平安の宮都の造営に携わったことから、「飛騨の匠」と呼ばれる職人たちが生まれた地です。
「飛騨の匠」という名称は、一般名称として知られていますが、当地では、一部の研究者・団体を除き、深く関心を持たれる事なく、地域ブランドとしての活用がなされてきませんでした。
しかし、市内には、「飛騨の匠」文化とも言うべき、建物や寺社、街並みなどが残されており、祭り屋台、木製品などの伝統産業、さらには伝統料理やもてなし・しつらえなどの隠れた資源があり、これらを発掘・調査し、個々の資源を有機的にネットワーク化し、新たな商品・サービスを興すことを目的に高山商工会議所が、飛騨の匠ブランド開発事業委員会を設立しました。
「飛騨の匠」の直接的な資源だけでなく、関連する間接的な資源への広がりを考え、道資源、町並資源、産業資源、食資源、伝統行事、物語資源の6分野の資源を整理して、順次ブランド開発を目指す中、日本各地に残る職人技をコスチュームジュエリーデザインに活かす活動を行っているクリエイティブディレクターの加藤尚子さんと出会い、飛騨春慶、飛騨一位一刀彫の伝統的な技を活かした新たな商品開発事業として、2014年の9月東京POLA銀座で彼女のブランド「オブジェリー」として発表。和装を楽しむ方々にとりわけかんざしの評価が高く、今回の「飛騨の匠ブランドかんざしプロジェクト」が生まれました。
飛騨一位一刀彫は、 江戸時代から伝わる伝統的工芸品です。 茶道具、面、置物などで時代を彩ってきた技は、 時代の要請に応じて変化を求めてきました。 産地始まって以来のかんざしの競作は そんな中から生まれました。
オブジェリー × 飛騨匠の技
日本の伝統技術、手仕事を未来に伝える、 新しいコスチュームジュエリーの提案。
一位一刀彫かんざしプロジェクト
『飛騨の匠』をキーワードにしたブランド開発を目指す高山商工会議所が、伝統的な技を活かした新たな新商品開発事業として「飛騨の匠ブランドかんざしプロジェクト」が生まれました。
一位一刀彫とは
飛騨一位一刀彫は、 江戸時代から伝わる伝統的工芸品です。 茶道具、面、置物などで時代を彩ってきた技は、 時代の要請に応じて変化を求めてきました。 産地始まって以来のかんざしの競作は そんな中から生まれました。
飛騨の匠ブランド開発事業委員会(高山商工会議所)
〒506-8678?岐阜県高山市天満町5-1
TEL 0577-32-0380 FAX 0577-34-5379
URL http://www.takayama-cci.or.jp/hidanotakumi/
Email?info [a] takayama-cci.or.jp
京王プラザホテル アートロビー展示(飛騨の匠×江戸の匠)
京王プラザホテル(東京都新宿区)のアートロビーに於いて、飛騨の匠の技が活きる「飛騨春慶」「飛騨一位一刀彫」と江戸の匠の技「江戸友禅 東京手描友禅」とのコラボレーション展示開催中です。高山祭のミニュチア屋台もご覧いただけます。期間は2020年10月31日まで。
※一位一刀彫のかんざしの展示はございません。
JAPAN TORADITIONAL CRAFTS WEEK2018 作品展示(予定)
JAPAN TRADITIONAL WEEK 2018 伝統工芸 青山スクエアに出品予定
この事業は岐阜県からの補助を受けています。
COPYRIGHT © 2016 飛騨の匠ブランド開発事業委員会(高山商工会議所)